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プレスリリース/お知らせ

エコノミストかつ中央銀行家のマーク・カーニー氏がPIMCOグローバル・アドバイザリー・ボード(GAB)のメンバーに

カーニー氏は現在、国連気候変動アクション・ファイナンス特使であり、2013年から2020年にイングランド銀行総裁、2008年から2013年にカナダ銀行総裁を歴任

カリフォルニア州ニューポートビーチ(2020年9月17日)― 世界をリードする債券運用会社であるPIMCOは、エコノミストでありイングランド銀行ならびにカナダ銀行総裁を歴任したマーク・カーニー氏をグローバル・アドバイザリー・ボード(GAB)のメンバーに迎えました。GABは、PIMCOの投資プロフェッショナルに対して、世界の政治経済情勢および戦略的な動向、そしてそれらが金融市場に与える影響について、知見を提供する役割を担います。

4年前に設立されたGABは、PIMCOの投資プロセスのなかで重要な位置付けにあり、金融市場に影響を与える政策や制度に関する理解を深めることが期待されています。カーニー氏を含む7名で構成されるGABの議長は、元米連邦準備制度理事会(FRB)議長であるベン・バーナンキ氏が務めています。

カーニー氏は現在、国連気候変動アクション・ファイナンス特使です。2013年から2020年にイングランド銀行総裁ならびに金融政策委員会、金融安定政策委員会、健全性監督委員会の議長を務めました。さらに2011年から2018年までは金融安定理事会(FSB)の議長を務めたほか、欧州システミック・リスク委員会の初代副議長を務めました。2008年から2013年にはカナダ銀行総裁を務めています。

「カーニー氏のエコノミストならびに中央銀行家としての豊富な経験と、気候変動ファイナンスの変革に対する取り組みは、優れた思考家から構成されるGABへのまたとない増強となるでしょう」と、PIMCOの最高経営責任者(CEO)のエマニュエル・ローマンは述べています。

「PIMCOがお客様に最も適した投資アイデアをグローバルに追求する上で、GABは比類ないグローバルな知見を提供するとともに、確証バイアスや先入観にチャレンジするプロセスをサポートするなど、PIMCOの投資プロセスにおいて重要な役割を果たしています。」と、PIMCOのグローバル最高投資責任者(CIO)のダニエル・アイバシンは述べています。

PIMCOのGABは、カーニー氏とバーナンキ氏の他に、英国の元首相および元財務大臣であるゴードン・ブラウン氏、シンガポール政府投資公社(GIC)の元グループ最高投資責任者(CIO)であるウン・コクソン氏、米国財務省元政策企画局長であるアンマリー・スローター氏、元米国大統領首席補佐官のジョシュア・ボルテン氏、欧州中央銀行元総裁のジャンクロード・トリシェ氏から構成されています。


職歴

マーク・カーニー氏は、2019年12月に国連気候変動アクション・ファイナンス特使に任命されました。2013年から2020年にはイングランド銀行総裁ならびに金融政策委員会、金融安定政策委員会、健全性監督委員会の議長を務めました。さらに2011年から2018年まで金融安定理事会(FSB)の議長を務めたほか、欧州システミック・リスク委員会の初代副議長、世界経済フォーラムのG30ならび組織委員会のメンバーを務めました。カーニー氏は1965年カナダのノースウェスト準州、フォートスミスにて生まれました。ハーバード大学で経済学士号、オックスフォード大学で経済修士号、博士号を取得しました。ゴールドマン・サックスのロンドン、東京、ニューヨーク、トロント拠点にて13年間勤務の後、2003年から2004年にカナダ銀行副総裁を務め、その後2008年までカナダ財務省にて上級次官補、2008年から2013年にはカナダ銀行総裁を務めています。

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