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プレスリリース/お知らせ

リチャード・クラリダを、マネージング・ディレクター並びに、 グローバル経済アドバイザーに採用

現在のグローバル経済アドバイザー、ヨアヒム・フェルズは40年のキャリアに終止符を打ち、引退

カリフォルニア州ニューポートビーチ(2022年8月3日)-グローバル資産運用会社であるPIMCOは、FRB(米連邦準備制度理事会)元副議長のリチャード・クラリダ氏が、マネージング・ディレクターおよびグローバル経済アドバイザーとしてPIMCOに復帰し、過去12年のPIMCO在籍時に近い役割を担うことになると発表しました。クラリダ氏は10月にPIMCOに入社し、ニューヨーク・オフィスを拠点にします。

マネージング・ディレクターおよび現在のPIMCOグローバル経済アドバイザーを務めるヨアヒム・フェルズ氏は、本年末にPIMCOを退社し、約40年におよぶエコノミストとしての長く輝かしいキャリアに終止符を打つことになります。

「経済学におけるこの2人の重要人物が、20年近くにわたりPIMCOのグローバル・マクロ経済の見方に貢献してくれたことは非常に幸運なことであり、急速に変化しつづける世界を的確に捉えられたことで、お客様にとって最良の投資判断を行うことができました」とPIMCOのグループ最高投資責任者(グループCIO)のダン・アイバシンは述べています。「2014年にはリチャード・クラリダが中心となってニュー・ニュートラルのテーマを打ち出し、長期にわたる低金利環境がいかに債券市場のバリュエーションに影響を与えるかを議論しましたが、これは同氏が長きにわたりPIMCOのお客様に提供してきた貴重な知見の一例に過ぎません。市場は再び変曲点を迎えており、PIMCOに復帰する同氏が、新たな経済動向について知見と助言を提供してくれることを期待しています」。

クラリダ氏はPIMCOインベストメント・コミッティーに対しマクロ経済の動向や事象について助言することになります。2006年から2018年までの前回の在籍時には、グローバル戦略アドバイザーとして同様の役割を担い、PIMCOのグローバル・マクロ経済分析の策定に主要な役割を果たしました。PIMCOの米国、アジア太平洋、欧州のエコノミストおよびマクロ経済分析の専門家チームが同氏を補佐し、PIMCOの4つの主要地域である米州(AmPC)、欧州(EPC)、アジア太平洋(APC)、エマージング市場(EMPC)の各ポートフォリオ・マネジメント・コミッティーと緊密に連携していくことになります。

PIMCOに復帰する以前、クラリダ氏はFRB副議長を務めました。現在はコロンビア大学ローウェル・ハリス校経済国際関係教授を務め、また以前は、米財務省で財務次官補として二人の財務長官の主席経済アドバイザーを担当しました。

また、2015年にPIMCOに入社したフェルズ氏は、本年末に退社します。同氏はPIMCOインベストメント・コミッティーと会社全体に貴重なグローバル・マクロ経済分析と共に、世界中のお客様に様々な知見を提供しました。年に1度のPIMCOセキュラー・フォーラム(長期経済予測会議)ではリーダーとして、向こう3年から5年の投資方針に関わるマクロ経済の枠組みの形成に貢献しました。

リチャード・クラリダ略歴

リチャード・クラリダはPIMCOのマネージング・ディレクターおよびグローバル経済アドバイザー。2022年にPIMCOに復帰する以前は、2006年から2018年にかけてPIMCOのグローバル戦略アドバイザー。2018年から2022年は、米連邦準備制度理事会(FRB)副議長を務める。現在はコロンビア大学の国際公共政策大学院および経済学部のC.ローウェル・ハリス教授でもある。以前は、米財務省で財務次官補として二人の財務長官の主席経済アドバイザーを担当。イリノイ大学にて学士号、ハーバード大学にて経済学の修士号および博士号を取得。

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